複数グラフィックボードにおすすめのライザーカード

マイニングリグを制作するにあたり、GPUマイニングを行う時は1台のPCになるべく多くのグラフィックボードを接続することが効率化に繋がります。

しかしながら、一枚のマザーボードにグラフィックボードを直接接続した場合、大抵は2枚程度でスペースやスロット的に一杯になってしまい、それ以上接続することができません。

そこで、マイニングリグを制作する際は、一般的にライザーカードと呼ばれるPCI-Eスロットとグラフィックボードを接続する、延長ケーブルのようなものを使用します。

ライザーカードとは?

ライザーカードとは、このようなマザーボードのPCI-E 1xからグラフィックボードに延長するためのケーブルです。

 

マザーボードのPCI-Eスロットに片方を差し込み、もう一枚の基板にグラフィックボードを差し込み、そして付属のUSBケーブルで両方を接続します。

また、ライザーカードにはペリフェラル4ピンなどの電源供給用の端子が複数ついている事が一般的ですが、通常は都合のいい端子にどれか一つ接続すれば問題ありません。

このようにマザーボードからグラフィックボードまでをケーブルで延長することにより、グラフィックボードの設置場所が自由になり、マザーボードについている全てのPCI-E端子を使用することが可能になります。

ライザーカード使用の注意点

マザーボード側のケーブルの向きに注意

ライザーカードによっては、マザーボード側のケーブルが横向きに出ているものがあります。

グラフィックボードが6枚程度であれば問題ないことが多いですが、マイニングに特化したマザーボードなど、PCI-Eスロットが非常に多いマザーボードでは、横向きにケーブルが出ているライザーカードだと、ケーブルが干渉してしまい全てのスロットが使用できない事態が発生することがあります。

ライザーカードを購入する際は、ケーブルの向きに注意しておきましょう。

電源の変換には要注意

ライザーカードには、SATAからグラフィックボードの6ピン補助電源などに変換するためのケーブルが付属していることが良く有ります。

ですが、このようなケーブルの使用はあまりおすすめできません。

マイニングで使用する場合、電源には常時非常に高い電流が流れることになります。

その為、変換ケーブルが発熱し、溶けたり最悪の場合発火するなどの問題が発生した事例も多くあるようです。

マイニングリグを制作する時は、電源は変換せず、直接電源ユニットから接続するようにし、極力SATA端子のライザーカードやグラフィックボード周りへの使用は控えましょう。

粗悪なライザーカードにも要注意

ライザーカードは色々な種類のものが発売されていますが、残念ながら粗悪な品質なものもある程度存在するようです。

粗悪なライザーカードを使用すると、動かないだけでなく最悪の場合は発火したり、マザーボードやグラフィックボードを巻き添えにして故障する可能性もあります。
(物によっては数本に一本の割合で不良があったりとか、酷いものもあるようです)

ライザーカードを購入する際は、必ずレビューなどをチェックし、品質の良さそうなものを購入するようにしましょう。

おすすめのライザーカード

色々なライザーカードが発売されていますが、ライザーカードを100本近く購入した私が過去に不良がなく、安心して使えそうと思ったものをご紹介します。

N.ORANIE

まずはこちら、N.ORANIEのライザーカードです。

私が一番たくさん購入しているライザーカードで、過去に一度も問題が発生していないことから、品質については一番信用しています。

中国深センのメーカーのようで、注文する際は発送元を確認することをおすすめします。
時々国内に在庫が切れているようで、その場合は中国からの発送になりますので、届くまでに少し時間がかかります。

マザーボード側のUSBケーブルの方向も上向きですので、一部のマイニング向けのPCI-Eスロットがやたら多いマザーボードでも、ケーブルが干渉する心配なく利用できます。

こちらの製品はSATA→6ピンの変換ケーブルも付属しております。

HENGBIRD

次におすすめなのがHENDBIRDのライザーカードです。

こちらは先ほどのN.ORANIEとは違い、ケーブルが横向きに出ていますので、マザーボードによっては干渉に注意が必要ですが、組み立てるリグの形状によっては横にケーブルが出ていたほうが便利なケースもあるかもしれません。

また、こちらの特徴としては、ライザーカードに直接SATA電源を接続できますが、個人的にはSATAの使用はおすすめしません。

パッケージはN.ORANIEとそっくりで、本当は同じ会社じゃないのかと疑ってしまうレベルです。